不動産売却のコツ｜広島県の不動産売却

住宅ローンの返済が厳しくなりローンを滞納してしまった場合、このままの状態が続くと住宅ローンを貸している金融機関（債権者）は裁判所を通じて強制的に土地や住まいなどの不動産を売り、その売却代金から残った住宅ローン債権を回収する「競売手続き」を行います。この競売を回避するために行うのが「任意売却」です。

任意売却とは、金融機関と話し合い合意の上で、双方が納得する価格で不動産を売却することです。競売は裁判所が介入するため、強制的で融通の利かない手続きとなりますが、任意売却は両者が納得した上での売却なので、売却金額や明け渡し時期などの融通が利くのです。

「任意売却」について詳しく知る

仲介売却とは、不動産会社が売却活動を行って買い主を見つける不動産売却の方法。不動産のプロが物件の査定から売却活動、購入希望者との取引、お引渡しまでを代わりに行ってくれるため、手間がかかりません。また、売却価格をお客様ご自身で決めることができ、比較的高い金額で売ることができます。

「仲介売却」について詳しく知る

不動産買取とは、不動産会社が買い主になり物件を買い取る方法です。任意売却や売却仲介のように買い主を探す期間がなくすぐに不動産を現金化でき、「売れるかどうかわからない」というリスクがありません。ただし、買取金額は他の方法と比べると多少下がります。　

「不動産買取」について詳しく知る

購入希望者にできる限り良い印象を与えるために、とにかく清掃を徹底的に行うことが大切です。床や壁、水廻りの清掃はもちろんのこと、鏡や窓のクリーニング・水垢取り、外壁・玄関先の洗浄など物件の隅々まできれいにしましょう。また、購入希望者は住んだ時の暮らしをイメージしながら内見をします。良いイメージを持ってもらうためにも、物をたくさん置かずにシンプルで清潔感のある空間にしておきましょう。

売却前にリフォームする事によって、建物の外観や内観が綺麗になったりオシャレになったりすることで、買い手側の印象は大きく変わり、売却が成立しやすくなるケースもあります。リーフォームにかかる費用分を売却金額に上乗せできれば売り手側にも買い手側にもメリットが生まれます。

契約締結後は契約内容を変えてはいけません。なぜなら契約内容を変えることで、契約自体が無効になってしまう恐れがあるからです。買い主から契約内容変更の申し出があった場合には、必ず不動産会社に相談するようにしましょう。

できるだけ高値で売りたいと思われるのは当然ですが、価格を高く設定しすぎるといつまでたっても買い手は見つかりません。不動産査定で提示された不動産の市場価格を参考に、価格を設定しましょう。

売却の目的によって、選択すべき不動産売却方法は異なります。例えば、現金が必要で早く不動産を現金化したいという場合には不動産買取がおすすめですし、なるべく高値で売却したいという場合には、仲介売却を選択したほうが良いでしょう。売却の目的を明確にした上で、売却方法を選択しましょう。　

お客様のご要望をきちんと聞いてくれ、要望に沿った条件で売却をサポートしてくれる会社を選びましょう。

売却活動の仕方によって、売却できる時期や売却価格は変わってきます。早く高く売却するためには、積極的な売却活動が重要です。チラシや新聞広告、ホームページなどで積極的に宣伝してくれる業者を選びましょう。

豊富な不動産売却の実績がある会社は、多くのお客様のケースを取り扱い、信頼を得てきた会社でもあります。不動産売却をスムーズかつ有利に進めるためには、不動産売却の実績が豊富な会社を選びましょう。不動産会社の中には、賃貸紹介事業をメインにし売買取引経験が乏しいところもあるため、注意が必要です。

業者の中には自社の利益を優先して物件情報を公開しない業者がいます。しかし、売却先をできる限り早く見つけるには、多くの人の目に触れたほうが良いのは当然のこと。物件を囲い込まずに、情報公開してくれる業者を選びましょう。